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美登英利 『 山 展 』

YAMA_Hidetoshi Mito Exhibition

event
2026.09.12Sat
–09.13Sun
13:00–18:00

グラフィックデザイナー・美登英利が追求するのは、伝統的な型にとらわれない「書く」から「描く」へ、そして空間の質感や手触りとが深く響きあう「情景」へと立ちあがらせるような独自の書のスタイルです。
漢字のオリジンである「絵」へと文字を還元し、思考のフィルターを外して文字本来の意味を探り出す、いわば文字を絵に返すということを模索してきました。

本展で紹介する『山』いう文字は中心が高くなった縦三本の線がそれぞれ頂を表します。この骨格を剥ぎ出しにし、肉付けを施すことで、文字に絵画的な表情と季節の情景を宿らせています。春のやさしく穏やかな表情や、冬の厳寒に孤高に聳える佇まい。美登自身の人生観や自然観が重ね合わされた文字は、記号を超えて一つの「風景」として立ち現れます。

デザインの感性と、書がもつ一筆の偶然性。そのふたつが交差する地点で生み出された作品は、文字の奥に潜む精神性と豊かな情感を物語ります。型を離れ、文字本来の姿へと解き放たれた『山』。グラフィックとしての新たな造形構造と可能性をぜひご覧ください。

会期中は作家本人がSHOSYOに在廊し、公開制作を予定しています。
会場では作品『山』の展示をはじめ、原画や書籍の販売、貴重な資料の展示を予定しています。
小さなスペースですが、みなさまのお越しお待ちしています。

出展作家

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美登英利

グラフィックデザイナー、デザイン書道家として、ロゴタイプ、タイトルデザイン等を長年手掛ける。
「山」の書だけを集めた個展を1992年に京都祇園三越で開催。以降、90–2000年代に書の個展を多数開催。2010年頃に始めた絵画では、デジタルと墨絵を融合した独自の手法で、日本の四季や花鳥画を描き、その絵画をモチーフとした和雑貨ブランド「花之間」を展開する。
2020年にデザイン書道講座を開催、そのデザイン書手法を解説した教則本「デザイン書道マニュアル」を出版するなど、その活動は多岐にわたる。
書の作品集「sho by mito」「書林」、デザイン書道の教則本「デザイン書道マニュアル」、花の絵の画集「花之間帖」2巻を出版している。

www.mitografico.jp